栄養ドリンクとは
栄養ドリンクとは、肉体疲労時の栄養補給などを目的で販売されている飲料で、ドリンク剤とも呼ばれる。
飲み薬(水薬とも)や幼児向けのシロップ薬とは、用法上で区別されています。
栄養成分の多いものは医薬品として、薬局やドラッグストアの店頭でのみ販売が行われていたましたが、2001年頃の規制緩和により、主力商品が医薬部外品に変更されコンビニやスーパーでも販売されるようになりました。
ただし、栄養ドリンクといえども成分中には、多量の摂取が好ましくないカフェイン(コーヒーの10倍以上の濃度)などが含まれています。
他方では生薬等の薬効成分抽出のためにアルコールを使用しており、これに由来するアルコールが0.1〜1%程度含まれる製品もある。この結果、年末年始などに行われる酒気帯び運転の一斉検挙(アルコール検査)の際にアルコール分が吐息から検出され、騒動となるケースもあると言うことです。
少なくとも乳幼児の服用や、1日に何本も飲むことは避けた方が好ましい。 しかし近年ではそれら幼児・児童用や大人向けにもにカフェイン・アルコール等を含まない物も発売されており、児童や幼児向けにはそのような製品を選択した方が無難。
なお、水溶性ビタミン類は過剰に摂取しても尿の栄養価を高めるだけなので余り心配しなくても良いが、これら栄養ドリンクには過剰摂取することで健康を害する成分が含まれる物も多いのも事実でです。過剰摂取しても、それだけ余計に健康になれる訳では無いので飲む量は注意が必要です。
瓶には、1日1本と書かれてありますが、週に1本、本当に疲れたときや今日だけは無理をしないとならない場合以外では多用はしないほうが無難です。
■残業・育児・病後 栄養ドリンクで身体と気持ちを向上させましょう
基本はサプリメントで栄養を補うことをオススメしますが、栄養ドリンクで元気になる気がするのも事実です。病は気からとも言います。気持ちが向上するのなら場合によっては安い買い物です。適正量を守って飲みましょう。